特別顧問:Cheng Hwee Ming先生

第2回大会に引き続き特別顧問を引き受けてくださった、Cheng Hwee Ming先生よりお言葉をいただきました。

Message for the 3rd Japan Physiology Quiz (JPQ) Tottori, May 2018

I am very pleased to write a short message to congratulate the Organizing committee of the 3rd PQJ Tottori 2018. I flashed back to the 1st PQJ in Okayama in 2016 and see that event as a small sesame seed, planted on fertile Japanese soil. Yes indeed, the PQJ physiologic plant has sprouted and grown very well. At the 2nd PQJ in Osaka, there were already 16 medical schools participating.

I am also  glad that some of the teams from the PQJ have  joined the International Physiology Quiz (IMSPQ) hosted in Malaysia each year, and the 15th IMSPQ in August had a milestone record of 100 universities from 22 countries competing.

I am confident that in Japan, this rooted, established annual PQJ activity will continue to promote the learning and teaching of Physiology  among the more than 70 medical schools in Japan. I am thankful and encouraged by the active, enthusiastic support of my teaching colleagues in the Physiological Society of Japan.

I  enjoyed very much being part of the first two PQJ in Okayama and Osaka. I look forward to the 3rd PQJ in Tottori, confident that it will be a memorable, adrenaline- high event for both the medical students and their Physiology teachers.

I have recently coined the phrase ‘I love Japan’ to   ‘I love JaPHYan’!

 

 

この度は3rd PQJ 2018運営委員のみなさまへお祝いの言葉を贈ることができ、大変うれしく思っております。思い返せば、2016年に岡山で開催されたPQJ第一回大会は、いわば日本という土壌に植えられた小さな生理学の種のようなものでありました。そして、その苗は芽を出し、とてもよく育ちました。大阪での第二回大会においては、すでに16校もの大学が参加する大会となっていました。

また、PQJに参加した数チームが、マレーシアで毎年開催されているInternational Physiology Quiz (IMSPQ)に参加してくれたことも、私にとっては大変喜ばしいものでありました。そして8月に開催された第15IMSPQにおいては、22カ国から100大学が戦うという大きな節目となる記録が樹立されました。

私は、日本に根付き、築き上げられたPQJの活動は、日本に存在する70校を超える医学部・医科大学における生理学の学習や教育を活性化するものであると確信しております。そして同志でもある日本生理学会の教育者の活動的で熱心な支援に感謝するとともに、勇気づけられております。

 

岡山で開催された第1回大会、大阪で開催された第2回大会はとても楽しいものでした。鳥取で行われる第3回のPQJを楽しみにしていると同時に、学生と教員にとって忘れられない、アドレナリンが止まらない大会になると確信しております。

 

I love Japan”ではなく“I love JaPHYan”へ!

共同代表 永水恭介

こんにちは!!私は鳥取大学医学部医学科4年の永水 恭介(ながみず きょうすけ)と申します。今回、鳥取大学米子キャンパスで来年度開催される医学生生理学クイズ大会2018(PQJ2018)の代表を務めることとなりました。この大会は世界中の医学生と医学的知識を競い合うもので、来年度で第3回目となります。2017年度(2)の大会は100名にも及ぶ医学生が参加し、白熱した知識バトルが繰り広げられました。

 さて、私はPQJ2018を運営するにあたり、次の2つことに重点を置いています。

『親睦』  と   『切磋琢磨』

です。確かにこの大会は他大学の医学生と競争して勝ち抜く大会ではあります。しかし、お互いに知識をぶつけ合ったその先にあるべき本質は親睦や友情、そしてそこから生まれる切磋琢磨の心だと思っております。江戸時代の幕末、長州藩の教育者である吉田松陰は次の言葉を残しています。

『けだし学の道たる、おのれが才能をひけらかして人を屈するゆえんにあらず。人を教育して同じく善に帰せんと欲するゆえんなり』

 と。即ち、人はなぜ勉強するのか、それは勉強したことを仲間どうしで共有してお互いに良き医療従事者になるよう切磋琢磨するためにあるからだと思っております。故に、私は参加してくださる皆様に戦いを通して親睦を深めあい、お互いに成長し合える良き仲間・良きライバルになっていただきたいです。このPQJ20181年に1度しかない他大学の学生と交流できる貴重な機会ですし、医学的知識をもって競い合うという珍しい趣旨の大会でもあります。机に向かってばかりの勉強では退屈でしょう?勉強を楽しい!面白い!と思うためにはきっかけが必要です。そして、そのきっかけがあってこそやる気が出て、やる気があるからこそ努力ができる。その絶え間ない努力こそが結果を導くのです!

医学勉強が楽しい!面白い!と思うきっかけを是非このPQJで!!!

 

 

医学生生理学クイズ大会2018 代表 永水 恭介

共同代表 熊谷和樹

こんにちは、熊谷です。

永水君がとても立派な文章を綴ってくれましたね。

 

さて、今回の大会では主に出場チームとの連絡を担当するため、皆さんと実際に連絡を取り合うのは僕になると思います。一生懸命頑張りますので、どんどん質問してきてください!

 

 

僕がどのような人間かといいますと、普段は運動部の部活ばかりやっています。そんな僕ですが、実は岡山大学で開催された第一回のPQJに出場しています(交通費と出場費を先生が払ってくれるということだったので)。

 

結果はダントツのビリでした。

 

確か「バソプレシン」だけ答えた記憶があります。
周りの人たちが英語ペラペラで頭良さそうだったので「ヴェイソプレスィン」的な発音で、ちょっとネイティブっぽく答えたと思います。

 

その問題の答えはバソプレシンではありませんでした。

 

 

 

 

ここで不安になる方もいると思いますので報告しますが、問題作成は永水君を中心に行っているので安心してください。

 

 

 

 

 

今考えれば開催してくださった岡山大学さんに大変申し訳ないことをしたと思っています。あの時はすいませんでした。

それでも普段仲良くなることはないであろう碩学の方々と知り合いになれましたし、さすがにちょっと勉強頑張らないとねと思うようになりました。

 

 

僕から伝えたいのは、もし悩んでいる人がいれば、気軽に相談してくださいということです。

 

確かに生理学を英語で勉強することは難しいですし、参加者の中には賢い人もいます。

自分はあまり賢くないし、と思って渋ってしまう気持ちもわかります。

 

出場した中で自分が一番勉強できなかったらどうしようと思っている方もいるでしょう。

安心してください。僕がいます。

 

  

とにかく、皆さんの中で大会の敷居をあげすぎて参加をやめようとしてしまうことは少しもったいないように思っています。

是非気軽に連絡してきてください。

 

当日皆さんに会えることを楽しみにしておきます。